京都にみるミッドセンチェリーモダン

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 先日、「マンガがつなぐ学問・ひと・地域」と題するシンポジウムに参加してきました。会場は京都国立国際会館。パネリストの竹宮恵子さんに関心があったことを理由に地下鉄に揺られながら宝ケ池まで足を運びました。

 ところで、京都国立国際会館は1966年に丹下健三門下の大島幸夫さんによって設計された、日本の近代建築を代表する建物だそうです。66年(昭和24年)といえば時代はまさにミッドセンチェリー。神宮を想起させる、日本テイスト溢れるエクステリアもさながら、建物内部に目をやると、棚やソファに照明器具からゴミ箱に至るまでそこかしこにモダンな意匠が散らばっています。

 どうです? 会議場内のこの椅子……。シンポジウムはそっちのけで、館内をキョロキョロするマツオでした。

注)竹宮恵子さんは花の24年組を代表する少女マンガ家です。この建物も昭和24年建設。なんとも奇遇。
花の24年組についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に詳細があります:http://ja.wikipedia.org/wiki/24年組#24.E5.B9.B4.E7.B5.84

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このページは、マツオが2005年5月26日 10:30に書いたブログ記事です。

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