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2005年06月 Archives

2005年06月12日

明日、日本を発ちます。そして、お知らせです

 久しぶりのBlog更新となりました。あらたまった話になりますが、私たちが日本に一時帰国したのが2004年6月のこと。あれから早くも1年が経ちました。私たちは予定どおり明日、日本を発ち、アメリカへ戻ります。ジャンクジャンクドットコムをお引き立ていただいております皆様には大変、お世話になりました。ありがとうございました。本当はもっと頻繁にページを更新したかったのですが、それがままならず、申し訳なく思います。ご紹介したかった商品はまだまだ手元にあるにも関わらず、いろんな出来事をフォローするだけで手一杯の日々。特にここ2ヶ月はただただ時間に追われるように過ごしていました。更新を楽しみにしていただいていた皆様、本当に申し訳ございません。

 そしてもう一つ、お知らせしなければならないことがあります。これまで当店は、ミネソタ発のアンティーク雑貨屋としてお引き立ていただいておりましたが、このたびカレンの転職に伴い、私たちは中西部のミネソタ州から東部のコネチカット州ニューヘブンに引っ越すことになりました。従いまして、近々、ジャンクジャンクドットコムは米国ニューイングランド発のアンティークショップになります。ラインナップはこれまでどおりなのか、あるいはテイストが変わるのか、それは私にも見当がつきません。今、考えることは、ただひたすら東海岸のアンティーキングに没頭すること。そうすることによって私自身にも東海岸発のモノを見る力が養われることだろうと思うのです。また現地情報を徹底収集しながら、仕入れ先を確保していこうと考えております。ホントに、このような急転直下の情況になっておりますが、どうか、これまでどおりお付き合いいただければ、これほどの喜びはありません。

 なお、私たちの2ヶ月先の予定は以下のとおりになっています。6月13日〜30日まではミネソタにて自宅の売却手続き。その後直ちに引っ越し作業。家財道具等の荷を送り出した後、7月1日〜5日間をかけて中西部から東海岸を車で横断。7月5日〜8月初旬までは新しい自宅購入に向けての不動産巡り。8月初旬〜5日間はワシントンDCへ出張。9月〜いよいよカレンの仕事始め。マツオはニューイングランド発のジャンクジャンクドットコムを再スタートすべく準備に入ります。

 ザッと書き出しますと、以上のようなスケジュールになりますが、実際、ここに列挙したとおり作業が進むのかどうか、内心はハラハラドキドキの状態です。このような事情ですので、ショップ運営はしばらくお休みになります。途中経過は折々、Blogでご報告いたしますので、どうぞ、お時間の合間にジャンクジャンクドットコムを覗いてみてください。お問い合わせメールはいつでも大歓迎です。

 また今度の引っ越し先になりますコネチカット州ニューヘブンはニューヨークとボストンの中間地点に位置します。どちらの都市にも電車で通えるという好立地。特にニューヨークからニューヘブンまではアムトラックで1時間半の距離なので、ニューヨークへお立ち寄りの際は、ぜひ、ニューヘブンにも足を伸ばしていただいて我が家に遊びにきてください。街についてはまた別の機会にじっくりご紹介したいと思います。それでは突然のお知らせになりましたこと心からお詫び申し上げます。どうぞ、今後ともジャンクジャンクドットコムをよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

2005年06月16日

ミネソタに到着した翌日から作業、作業の連続です

 13日、ミネソタに到着しました。本来ならホームグランドへの懐かしさが込み上げてきてもいいはずなのに、今の私たちにはその余裕がありません。翌日からさっそく業者さんとの打ち合わせが始まっています。
 
 第一ラウンドは不動産屋さん。2人のエージェントを自宅によんで、我が家をどのように売却してくれるのか、プレゼンテーションをしてもらうことに。結果、家のブローシャー(家の写真が載った広告チラシのようなもの)や売却で生じる資産の動きを示すチャートなど、様々なマテリアルを用いてプレゼンテーションにのぞんでくれた女性のエージェントに即決で依頼することになりました。
 
 第二ラウンドは引っ越し屋さん。家の中とガレージ、そして勤め先のオフィス、最後は私たちの荷物がどっさりと詰まっているトランクルームの3カ所を案内して見積もってもらいます。引っ越し屋さんには運搬と梱包の丸ごとパックで依頼しているため、見積もりはおそらく目が飛び出るような金額になるでしょう....... が、引っ越し代は転職先が負担してくれるので、私たちは料金を気にせずただ作業を見守ればよいとのこと。ホッと一安心です。
 
 第三ラウンドは内装工事屋さん。アメリカでは、家を転売するとき、家の外装や内装にか〜なり手を入れます。当初は、「これから出ていこうという家になぜお金をかけなければならないの?」と不審がっていたマツオでしたが、アメリカの事情を知るにつれ、これは本気で取りかからなければと覚悟を決めました。不動産屋さんのレクチャーによると、「まず、今のミネソタの不動産情況が買い手市場であることを認識してください」。昨今の、アメリカの不動産価格高騰に伴い、世はバブルの真っただ中。住宅の価格がスカイロケットで上がったためにここミネソタあたりでは、皆が一様に上を目指して自宅売却に走っているというのです。従って「売り家」の看板を掲げるライバルの多いこと。これでは、どこかで差をつけるためにも我が家を魅力的に仕立てなければなりません。そこで内装工事屋さんの登場となるのですが、この内装と外装に例えば、100万円を投資するとして、その見返りは投資額の数倍あるといわれています。内装工事屋さんにはほぼ全ての部屋の面倒を見てもらうことになりました。

 インテリアデコレーターの資格も持っているエージェントによると、巷で流行っている壁の色に塗り替えるのがプライオリティーのトップにくるそうです。彼女のアドバイスでは、「流行の先端を走っているインテリアショップの、Restoration HardwareとPottery Barnのカタログを見て、壁の色を研究するといいですよ」とか。私たちはさっそくそれらのショップに走ってカタログをゲットしてきました。左の写真はそのカタログからの写真です。壁の色は無事決まり、さて、明日は庭の手入れを始めなければなりません。はたして、これからどうなるのやら..........。しばらくはドタバタと作業、作業に追われっぱなしの毎日が続きそうです。

2005年06月23日

引っ越しに向けていよいよカウントダウンがスタート

 明日、引っ越し屋さんから梱包の作業をする人たちがやってきます。朝の8時からスタートするというので、早起きしなくては。その翌日はいよいよ荷物を送り出し、その後即座に私たちは自宅がマーケットに出る前の、最後の仕上げに入ります。庭の剪定はなんとか終了。きょうはそれら刈り取った草や庭木の枝などをコンポストに運び、途中、ペンキや洗剤など、通常のゴミ出しができないものをリサイクルセンターに運搬。くるくると動き回る毎日です。一昨日はそんな私たちの陣中見舞いに、日本人のお友達がおにぎりを握って持ってきてくれました。唐辛子がきいたピリ辛の佃を中に入れたものとわかめのふりかけをまぶしたものの2タイプ。どちらもアメリカでは入手困難な食材なのにわざわざ差し入れてくれた友人の気遣いに、日本のどこか懐かしい優しさに触れた気がして、おにぎりをほお張りながら胸がいっぱいになりました。

 肉体労働が進む一方で、ミネソタでお世話になった人たちや友人たちとの別れの食事会も粛々と進んでいます。最初に食事に誘ってくれたのは、カレンの上司。上司と彼の奥さんとそのお母様。5人でロシアンレストランで食事を取りました。上司であるご夫妻は私たちをメーン州からここミネソタへと招き入れてくれた人たちです。当初は右も左も分からない私たちを様々なパーティーやイベントに連れ出してはミネソタの社交生活がどういったものであるのかを案内してくれました。上司は本職の傍らベストセラーを何冊も世に出している有名作家、奥さんのウォーカーはセントポール/ミネアポリスで様々な慈善事業を軌道に乗せる社交界の華とでもいうべき人物。私たちにとって彼らはいわば、ミネソタでの親代わりのような存在でした。今こうして振り返ると、どれほどの親孝行ができたのかは不明ですが、カレンが東部にポジションを得たことをお二人が喜んでくださっている姿を見るにつけ、少しは恩返しができたのかなぁと思います。 
 
 昨夜はいつも一緒につるんではいろんな思い出をつくってくれた友達とタイ料理レストランでの食事会。皆、仕事のために他州からやってきた人たちばかりです。今期は、カレンを含めて数名の人たちが他でポジションを得て、ミネソタから離れていくとか。やっと親しくなれた人たちだったのに........ 。内輪話を報告の形で聞きながらも、ここに残される彼らの表情がどことなく寂しげで、別れの食事会は最後までセンチメントな気分に包まれました。

 ミネソタを去るには本当に名残惜しいです。ただ今、セントポール市は、恒例のクラッシックカーによるモーターショウが行われている最中。街にはこれまで目にしたこともない鮮やかな色の車やクラッシックカーの改造車が走っています。ああ、まだまだこの街を楽しみたい! その気持ちとは裏腹に時間は刻々と進んでいくのですね。カウントダウンは明日もまた一歩前進です。

2005年06月27日

6月27日、ミネソタを出発しました

 ここ1ヶ月ほどは信じられないスピードで時間が経過しています。まず、先月の27日、私たちは約3年間住んだミネソタに別れを告げました。日本で仕事を遂行している間に東部への転職が決まったのですが、未だにミネソタの生活が名残惜してなりません。今でもつくづく、ミネアポリス/セントポールはいい街だったなあと憶います。そこそこ洗練された都会の面もあれば、のんびりとしたカントリーライフの面もあり、生活の質(クオリティー・オプ・ライフ)は全米でも高い方ではないでしょうか。関西からはデトロイト経由で、東京からだと直行便がありますので、ミネソタにご関心のある方はぜひ訪れてください。お勧めの州です。

  さて、引っ越し屋さんに家具や大方の荷物を託したその後、私たちはわずかばかりに残った衣類に掃除道具と自転車2台を車に積んで、一路、東海岸へと走り出しました。ルートはウィスコンシン州のマディソンという街をまず通過し、ミルウォーキー、シカゴ、そしてオハイオ州に辿り着き、そこで一泊。翌日はオハイオ州からペンシルベニア州に向けて再び走り出し、ピッツバーグの街を少し見学。ピッツバーグは工業都市ですが山間に張り付いたように広がっている街の形態は、他では見られないほどの、独自性を保っています。



 写真はミルウォーキで見つけたフレンチ・カフェにて。私はクロック・マダムを注文。アメリカではありがたいことにサンドイッチの類いには大抵サラダが付いてきます。地ビールがおいしいと評判の土地柄らしく、カフェでは、オリジナルの地ビールも。アメリカで、ここまで美味しいフレンチメニューにあやかるのは少し珍しいので、途中テーブルまで挨拶に見えたオーナーさんに「シェフはフランス人でいらっしゃいますか?」と思わず質問したところ、「ええ、初めはそうだったのですが、アメリカ人には本場の味は重すぎて。それで今はメニューを少しライトな感じにして厨房はイタリア人シェフに任しています」とのことでした。カフェはギャラリーなどが点在する倉庫街にあります。

 

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