バックステージを見せるスーパーマーケット



 自宅の修理や小さな改造をたいていDIYで行うアメリカでは、ホームセンターが充実しています。私たちも今、自宅のいくつかの箇所を修理しなければならず、ホームセンターに通うこともしばしばなのですが、巨大な店内の中にあって、そこでは決して見つからない部材もあります。今回、私たちが探していたのは鍵穴を飾る小さなプレイトで、もはや部屋に鍵を付けることのないモダンライフでは、この鍵穴のプレイトの出番も少ないのか、そのほとんどが市場から姿を消しています。それでもあるところにはあるものです。

 
 アメリカではどこの州にも古い建物を解体した際に出る部材を売っている専門店があり、そこでは猫足のバスタブやコラム(柱)、ステンドグラスに豪華が彫刻が施された扉などが売られています。調べるとコネチカットにもありました。そこで手に入れたかった部材をいくつか購入し、さてその帰り道のこと。


 ふと車窓の外へ目をやると、大きなスーパーマーケットの前に数頭の牛がディスプレイされています。動きがあまりにも本物そっくりなので、目を凝らして見ると、なんとホンモノの牛ちゃんたち! ここは売り場の裏側を見せるスーパーとして評判を呼んでいるステュー・レナーズという名の店で、偶然通りかかったとはいえ、以前から一度、行ってみたいところでした。さっそく夕食のお買い物へ。店内に足を踏み入れてみると、まさにバックステージが丸見えなのです。食のエンターテイメント、あるいはスーパーマーケットのディズニーランド版とでもいいましょうか。ベーカリーを焼いているところや牛乳やジュースがパッケージに詰まっているところ、コーヒー豆が焙煎されているところまでガラス張りになっており、売り場からそのまま見学することができます。魚もお肉売り場はもとより、デリコーナーが充実していました。
 
 もともとは牛乳屋さんとして数人の従業員と共に始まった店だとか。今でも創業当時のポリシーである家族経営の基本は崩さず、また急激な出店計画も持たず、コネチカット州を中心に3店のみで営業しているようです。
http://www.stewleonards.com/




 買い物から戻ったその日の夕方、さっそく鍵穴のプレートを付けてみることに。ご覧のとおり、何かが欠けていた部屋の扉が次々に完成していきました。小さなことですが、こうやってコスメティックサージェリーを施してやると我が家の扉たちもどことなしか嬉しそうな.........。手間はかかったものの、私たちも大満足です。





↓ 最近、ブログランキングに参加しました。ポンと一票、ワンクリックで入れてくださいね。
よろしくお願い申し上げます。





このブログ記事について

このページは、マツオが2006年5月16日 23:54に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「本日、カタログページを更新しました」です。

次のブログ記事は「ボランティア活動のご褒美」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。