2008年10月アーカイブ

アムステルダムのホテル

次回、ヨーロッパを旅する時のために忘れないうちに今回、アムステルダムで宿泊したホテルのデータをここに残しておこうと思います。ホテルの名前はLe Coin。アムスの中央駅からトラムで3つ目の停留所で下車し、そこから徒歩2分のところにあります。近くには小さなショップやカフェにレストランもあり、ショッピング街にも徒歩圏内のロケーション。入り口は小さいですが、建物は複雑な構造で、外からは計り知れないぐらい結構な面積がある建物です。部屋はシングルからファミリールームまでいろいろなサイズがありますが、今回、宿泊したのはキッチン付きアパートメントタイプの部屋でした。鍋、食器、カトラリー、電子レンジにガス台まで付いていますので、食事は外食に頼らなくてもOK。私は午前中に街へ出て蚤の市巡りやショッピングに興じた後は、スーパーマーケットに立ち寄って食料品を買い、ホテルの部屋に戻ってランチ、そしてシャワーを浴びて休憩。一息ついたところで再び街へ繰り出すという日々をとても快適に過ごすことができました。

部屋のインテリアは、どちらかといえばIKEA仕様のカジュアルさ。シンプルでモダン。今の生活仕様にマッチする雰囲気ですから異国だからと肩肘張ることなく、ほどよいリラックス感を得られます。朝食の内容もよかったです。シリアル+パン、ペーストリー類。卵+チーズ+ハム。コーヒー、紅茶、オレンジジュース、ヨーグルト、果物など。コンチネンタルブレックファーストのひととおりは揃っていました。レセプションの人もとっても親切で、地理案内からトラムの番号まで、わからないことは何でも訊くと丁寧に教えてくれます。これからアムステルダムに行かれる方にぜひお勧めしたいホテルです。

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ホテルのHPはこちら↓   HP内でいくつかの部屋をバーチャルで見ることができます。
HOTEL Le Coin

先日、アールデコのコレクターさんが住んでいた邸宅でコレクションのセールがあるというので、遠出してみました。コレクションは素晴らしい品々が並んでいたものの、あまり食指が動かず、数点だけをお会計して退出することに。一方、私がセール会場をぐるぐるとしている間に同行していた相方は、森の中にぽつんぽつんと邸宅が散らばるその地域をmomoを連れてお散歩したそうです。その間、見たものは数多くの立て看板。帰り道、車の中で「あの地域はなに? 『マケインに投票へ!』のサイン(看板)がずらずらーだよ。びっくりした〜」と感想を述べていました。私たちが住む東海岸は、どちらかといえばリベラルで、周辺にも共和党支持者はあまり見かけません。この大統領選で、民主党のオバマ大統領候補は、年収2500万円以上の世帯には増税すると公言しており、一方のマケインは増税を否定しています。おそらく先日行ったような豪奢な邸宅が並ぶ地域の世帯年収は2500万円以上なのでしょう。マケイン陣営を支持したい立場なのも頷けますが、さてさて、再来週に迫ったアメリカ大統領選の投票結果は、どうなるのでしょうか。

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その帰り道、ランチタイムが迫っていたためお気に入りのハンバーガー屋さんへ寄ることにしました。店の名前はTed's Restaurant。私たちお気に入りのバーガー屋さんです。ここの名物バーガーは、スチームで調理されており、肉を蒸しているので余分な油が除かれてとってもヘルシーなのが持ち味です。チーズは、ホエ(乳清)がたっぷり含まれているのが分かるぐらいリッチなものがトロリとかかり、ほどよい固さのバンズ、バーガーとチーズの三種混合のお味は絶妙! アメリカはファーストフード系にも様々な種類のハンバーガーがありますが、どうぞ、アメリカに来られる時は個人レストラン系のハンバーガーをご賞味ください、ぜひお勧めします。私たちもアメリカ国内を旅する時は、書籍『HAMBURGER AMERICA』※を片手に“ご当地の味”を探索しています。たかが、ハンバーガー。されどアメリカのバーガーは奥が深く、堪能できること請け合いです。

※『HAMBURGER AMERICA』(George Motz著、Running Press):全米で“伝説”の、“名物”と呼称されるバーガー屋さん100店を紹介するガイド本。
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昨日、7泊8日のヨーロッパの旅を終えて無事アメリカに戻りました。帰国日は、早朝ベルギー・アントワープの中央駅を発ち(※写真)、オランダ・スキポール空港へ。そこからはダイレクトにコネチカットの地元空港へ向けてテイク・オフ。オランダ・メイドの美味しい機内食を搭載した小さな飛行機は、帰国を急ぐ人々で満席でした。

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今回は、いくつかの興味深いマーケットに立ち寄ることができて、とっても幸福を感じた旅でした。すごく楽しかったです。以前から興味のあったアンティーク街にも足を運んでみました。ヨーロッパのあれこれを直に目にし、大変勉強になりましたし、移動途中、道に迷ったことで、宝物がたくさん眠るスポットに巡り会えたことはなによりの邂逅でした。また素敵なモノとの出会いを求めて今後も出かけていくつもりです。これから荷物を解き、持ち帰ってきた宝物をきれいに磨いて在庫棚に収めていきたいと思います。今回の旅については、時間を見つけてコラム欄にまとめていく予定ですので、後ほど、ぜひご高覧くださいませ。ヨーロッパでの買い付けに関してお問い合わせいただいていた方々には順次、お返事を書いて参りますので、もう少しお時間を頂戴できますよう、お願い申し上げます。

※写真は、まだ薄暗い早朝のアントワープ・中央駅にて撮影したもので、ネオ・バロック様式の大建築物はまるで大聖堂です。この正面玄関のアーチを潜ると、以前、私が訪れたときにはなかった鉄道のプラットフォームが、近代的な姿となって何層にも入り組んでいました。

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