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新年会 '09

京都に住む友人宅に新年会でおじゃましました。四条河原町からバスを乗って北へ、北へ。車窓から眺める京の街は、少しずつ変化している様が見てとれ、それはそれで楽しいバスの旅でした。だけど百万遍の手前、京都大学の石塀に差し掛かったところで、あの西部講堂付近が工事現場のテントで覆われていて、びっくり。エエー、あの建物がなくなった? と一瞬、狼狽えてしまいましたが、友人宅で合流した京大関係者に聞くと、「新しい建物をたてているのだけど、バックに控える講堂は保存されます」ということでした。いろいろと思い出のある建物なので、それを聞いてホッと安心。

やがてバスは大通りからひっそりとした通りに入り、そこで私は下車。友人宅まではバス停から徒歩で約5分ほどです。地味目の商店街をトコトコ歩いていると、通りすがりに今や遠方からもファンが足を運ぶという本屋、恵文社があるではないですか。企画展を開催中という張り紙に惹かれて、ちょっとだけ寄り道することに。恵文社は、もう随分前に東京の小さな出版社の編集者から、新刊書の営業に行ける、おもしろい本屋はないか、と訊かれて、ここを推薦書店の1件としてリストアップし伝えたことがありました。その時はまだ知る人ぞ知る、といった存在だったのに今やこんなにメジャーになって〜と感慨深かったです。

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ヨーロッパに行った時につくづく感じたことですが、ヨーロッパはまだ個人経営の本屋の生存率が高く、お店自体が情報発信基地として十分に機能しています。それに反してアメリカは、個人経営の本屋が大手チェーン店の競争に負けて、どんどんつぶれていってます。チェーン店の大手本屋はどこの支店に入ってもレイアウトも同じ。店頭に飾られている売れ筋本のディスプレイも同じ。お店自体から発している主張もなければ、個性もありません。文化が画一化され、本当につまらない……。日本はアメリカのようになってほしくないなあと思います。ユニークな書店が育っていって欲しいと、ホントに心の底から願います。

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ここに掲載している写真2枚はヨーロッパのブリュッセルにて出会った本屋さんを撮影したものです。

友人宅での新年会は、主宰者カップルが年末にフランスのお里帰りから持ち帰ってきたワインとチーズでまずは乾杯! その日一日かけて料理しまくったというアジアン・キュジーヌに舌鼓を打ちながら、楽しい宴は夜遅くまで続きました。

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